ドコモの「ARROWS X LTE」、Android 4.0にバージョンアップ


 NTTドコモは、富士通製Androidスマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」向けに、最新ソフトウェアの提供を開始した。適用することでAndroid 4.0にバージョンアップできる。

 2011年冬モデルの1つとして昨年12月に発売された「ARROWS X LTE F-05D」は、ソフトウェアプラットフォームとしてAndroid 2.3を採用していた。今回のソフトウェア更新を適用することでAndroid 4.0にバージョンアップできる。Android 4.0で導入された新機能である「フェイスアンロック」(顔認証ロック解除)や、表示中の画面を撮影できるスクリーンキャプチャなどが利用できるようになる。

 このほか、省電力機能「NX!エコ」が追加される。これにより、時間帯によって省電力設定を自動的に切り替えられるようになる。また、ステータス通知パネルの内容・並び順のカスタマイズや、カメラ機能におけるパノラマ撮影機能、Wi-Fi Direct、不要なプリインストールアプリの無効化、ロック画面からのカメラ起動などもサポートされる。

 Wi-Fi経由、あるいはパソコン経由でアップデータをダウンロードし、端末本体で更新を行う。所要時間は約55分。バージョンアップ後は、文字入力のデコメ絵文字に関する履歴や学習データなどが初期化される。




(関口 聖)

2012/11/7 12:39