頓智ドット、iPhone版「tab」アプリの提供開始

　頓智ドットは、地域に根ざした情報を収集し、ふとした瞬間にそれを活用できる位置情報と連携した情報サービス「tab」について、iPhoneアプリ「tab light」を大幅に刷新し、名称も「tab」に変更すると発表した。アプリの利用料はこれまで通り無料で、App Storeからダウンロードできる。

　「tab」は、行ってみたい店舗などお気に入りのスポット情報を写真や地図と共に収集するサービス。iPhoneアプリ「tab light」は、周辺のお気に入りのスポットを登録できるサービスとなっていた。

　リニューアルしたiPhoneアプリ「tab」では、ユーザーがこれまでに収集したスポット周辺を訪れた際、自動的にプッシュ通知で案内する。tab lightでは現在地付近の情報のみ収集できる形だったが、リニューアル後は全ての情報がiPhoneでもチェックできるようになる。

　プッシュ通知は、個別に設定可能で、時間帯や曜日などでも設定できる。GPSで常時位置を把握するのではなく、収容される基地局が変わった時点でバックグラウンドでGPSが動作する。

　tabには現在、13万点以上の情報がスポットがあり、渋谷や銀座、新宿、六本木など東京の主要エリアなどの情報も確認できる。また、スポットなどの個別情報だけでなく、テーマを設定して情報を共有しながら特定テーマの“まとめ”を作成するといった利用も行える。

　tabアプリは、iPhone 5やiPhone 4/4S、iPhone 3GSに対応する。iPad向けに「tab for iPad」も提供しており、Web版も用意されている。なお、リニューアルではWeb版のインターフェイスも刷新される。

　頓智ドットでは、iPhone版「tab」の提供に伴って、10月31日～11月13日にかけて、「iPad mini」などが抽選で当たるプレゼントキャンペーンなども実施する。