東北発のアイデアを、「東北復興ビジネスプランコンテスト」


 モバイル業界の有識者による団体、Mobile Creators Summit(MCS)は、東北地方の支援を目的としたセミナーおよび優れたビジネスモデルを選出するコンテスト「東北復興ビジネスプランコンテスト」を開催する。コンテスト出場者の応募も開始されており、最優秀賞には賞金100万円が贈呈される。

 「東北復興ビジネスプランコンテスト」は、東日本大震災の被災地である東北地方の支援を目指して実施されるセミナーおよびインターネットを活用したビジネスモデルで優れたものを選出するコンテスト。福島県、宮城県、岩手県でセミナーとコンテストの予選が行われる。コンテストへ応募できるのは、予選が行われる各県在住者で、未発表の新規IT関連ビジネスに限られる。福島県では11月16日、Klab代表取締役社長の真田哲弥氏による基調講演や、会津若松市の室井照平市長らが出席するパネルディスカッションが行われる。

 同様のイベントが宮城県では11月24日、岩手県では12月8日に開催され、コンテストの決勝は2013年2月~3月を目処に東京で開催される。MCSは、モバイル業界の関係者、有識者によって設立された団体で、松本真尚氏が発起人を務める。

(関口 聖)

2012/10/29 12:34