IDC調査、マルウェア増加でモバイルセキュリティ市場は拡大


 IDC Japanは、2011年の国内モバイルセキュリティ市場の規模実績と、2016年までの予測を発表した。

 同社は、モバイルセキュリティ市場をモバイルセキュアコンテンツ/脅威管理市場など4つの市場に分類した上で、2011年の国内モバイルセキュリティ市場全体の市場規模は37億円だったとした。Android端末を狙うマルウェアが急増したことでウイルス対策製品の需要が高まっており、また今後もマルウェアの増加が予想されることから、モバイルセキュアコンテンツ/脅威管理市場を中心に市場が拡大すると予測している。

 これらにより、2011年~2016年の年間平均成長率は22.9%としており、2016年にはモバイルセキュリティ市場の規模が103億円に拡大すると予測している。

 




(太田 亮三)

2012/10/22 12:44