ドコモのOptimus LTE、PRADA phone、Android 4.0に

　NTTドコモは、LG製のAndroidスマートフォン「Optimus LTE L-01D」「PRADA phone by LG L-02D」の2機種向けの最新ソフトを公開した。適用することでAndroid 4.0へバージョンアップできる。このほか富士通製スマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」向けに不具合解消のソフト更新も提供されている。

■Optimus LTE、PRADA phoneのバージョンアップ

　「Optimus LTE L-01D」「PRADA phone by LG L-02D」では、15日より提供されているソフトウェア更新により、Android 4.0へバージョンアップできる。これにより顔認証で画面ロックを解除できる機能、通信量を確認できる機能が利用できるようになるほか、ホーム画面の操作性向上が図られる。また「Google＋」「メッセンジャー」「Playムービー」「iコンシェル」などのアプリが新たに追加される。Android 4.0へのアップデートと同時に、microSDXCカード装着時にカード内のデータが破損する不具合も解消される。

　更新所要時間は「Optimus LTE L-01D」が約33分、「PRADA phone by LG L-02D」が約30分。どちらもパソコンに接続して更新する形となっており、パソコンを所有していないユーザーについては、11月30日以降、ドコモショップにあるパソコンで更新する形となる。

■ARROWS X LTEの不具合解消

　「ARROWS X LTE F-05D」では、インターネット接続サービスを契約していない場合、ごくまれに正しく音声着信できない事例が解消される。インターネット接続サービスとは、spモードやmopera Uなど、インターネットを利用する際に必要なサービスとなっている。

　自動更新機能が用意されており、初期設定では午前2時～4時になると自動的に更新が行われる。更新後、ビルド番号は「V20R29A」になる。国際ローミング中、Wi-Fiとの接続中には更新できない。