8月の携帯国内出荷数、スマホ好調も前年比では減少傾向が続く


 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2012年8月の携帯電話・PHSの出荷数を明らかにした。

 8月の国内の携帯電話・PHSの出荷数は全体で276万8000台、前年同月比90.7%で4カ月連続の前年割れとなった。一方、携帯電話のうちスマートフォンは187万3000台で、前年同月比119.3%と伸びが続いており、携帯電話に占めるスマートフォンの割合も8月は67.7%で過去最高になった。PHSは10万3000台で、前年同月比は75.6%となっている。

 JEITAとCIAJの携帯電話・PHS出荷数の調査は国内メーカーが対象で、Appleやサムスン電子をはじめとした海外メーカーは含まれない。

 




(太田 亮三)

2012/10/10 15:14