PlayStaion Mobileの本サービス開始、27の新タイトル配信

　ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン（SCEJ）は、PlayStation Storeにおいて、「PlayStaion Mobile」（プレイステーション モバイル）向けコンテンツの配信を開始し、10月3日より本サービスを開始した。価格は50～1000円。

　「PlayStaion Mobile」は、プレイステーションのコンテンツをスマートフォンなどの多様な携帯型端末に展開するプラットフォーム。「PlayStation Suite」の名称で展開されてきたが、今年6月のE3（Electronic Entertainment Expo）において、名称を「PlayStaion Mobile」に改称した。

　10月3日より、「PlayStaion Mobile」の本サービスが開始され、ゲーム開発メーカーやゲーム開発者による「PlayStaion Mobile」向けゲームの配信が始まった。今回発表されたのは、27タイトルで、ゲームタイトルの価格は1本あたり50～850円（セットで1000円のゲームもある）となっている。

　「PlayStaion Mobile」のゲームタイトルは、PlayStation Vitaのほか、ソニーグループのスマートフォンやタブレット端末のほか、HTCのスマートフォンでもプレイできる。ライセンスプログラム「PlayStation Certified」に対応している必要がある。SCEJでは、今回の27タイトルを皮切りに「PlayStaion Mobile」のタイトルの拡充を図っていく。

　なお、「PlayStaion Mobile」では「PlayStation Suite」の時代から、家庭用ゲーム機「プレイステーション」で過去に登場したゲームタイトルの移植盤が配信されてきた。10月3日の本サービス開始に伴って、これらの移植タイトルの配信は終了している。ダウンロード済みのゲームについてはこれまで通りプレイできる。