au Wi-Fi SPOT、大規模災害時に無料開放

　KDDI、沖縄セルラーは、大規模災害における被災地の通信手段確保を目的として、公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」を無料開放する。災害発生時は、auユーザーだけでなく、全てのユーザーが利用できるようになる。

　「au Wi-Fi SPOT」は、auの「ISフラット」および「プランF (IS) シンプル/プランF (IS)」加入者向けの公衆無線LANサービス。公共交通機関や飲食店、コンビニエンスストア、スタジアムや大学などもエリア化されている。

　29日より、大規模災害時には被災地付近の「au Wi-Fi SPOT」が無料開放され、auユーザーに限ることなくWi-Fi接続できるようになった。災害時には指定のSSIDを選択することで利用できる。なお、現時点ではSSIDは公開されていない。

　KDDIではまず、SSIDや利用方法などをauのWebサイトなどに掲載し、周知徹底を図っていく。その上で、災害時にSSIDを知らない人でも利用できるように、わかりやすいIDにするという。