ソフトバンク、「Vision 007HW」のソフト更新を停止


 ソフトバンクモバイルは、5月29日公開の「Vision 007HW」向けソフトウェア更新について、適用すると緊急地震速報が受信できない可能性があるとして、更新の提供を停止した。

 5月29日に公開されたソフト更新は、アドレス帳関連の不具合や、写真閲覧に関する不具合を解消するもの。ソフトバンクモバイルでは5日、このソフト更新を適用すると、「緊急地震速報が受信できない事象が発生する可能性が判明した」として、5月29日公開のソフト更新の提供を停止した。対象ソフトウェアバージョンは、「U8850 V100R001C111B236SP28」で設定メニューの端末情報にある「ビルド番号」で確認できる。

 既にソフト更新を行ったユーザーに対しては、無償修理で、更新適用前の状態(2011年12月19日公開のソフト更新を適用した状態)に変更する。対象ユーザーにはSMSで通知する。今回の事象に対する改善版ソフトウェアは今後、準備が整い次第、案内される。




(関口 聖)

2012/6/6 12:56