防水・防塵対応のキッズケータイ「HW-01D」
HW-01D(イエロー) |
「キッズケータイ HW-01D」は、未就学児や小学校低学年の子供に持たせることを想定したファーウェイ製のフィーチャーフォン。2012年夏モデルとしては唯一のフィーチャーフォンとなる。7月~8月に発売される予定。各種割引適用後の実質負担額は7000円前後になる見込み。
昨秋発売された「HW-02C」の後継モデルで、新たに防水(IPX5/IPX7)、防塵(IP5X)に対応したほか、前モデルでは約1.4インチ、128×128ドットだった液晶ディスプレイも、6万5536色表示が可能な約2インチのQVGA(240×320)ディスプレイと大きくなり、視認性が高められた。ディスプレイはさらに強化プラスティックと硬度9Hのスーパーハードコーティングで保護されており、耐衝撃性も高められている。
利用できる通信機能は音声通話とSMS、GPSに限られ、iモードやブラウザは非搭載のため、有害サイトへのアクセスも心配ないという。電話は最大10件まで電話帳に登録でき、本体の上下キーを使って最大4カ所まで短縮ダイヤルを利用できる。
GPSを利用し、HW-01D所有者の居場所を確認できる「イマドコサーチ」に対応。電源をオフにした際に場所を知らせる「電源OFF」で電源を切った場所を確認できるほか、電源オフ時でも「いますぐ検索」で位置を調べることができる。
前モデルと同様、背面に防犯ブザーを搭載。防犯ブザーを引くと10cm離れたところで約100dBという大音量の防犯ブザーを鳴動させると同時に現在地情報を通知し、緊急連絡先(全3件)へ自動的に音声通話をかける。背面のバッテリーカバーは専用ネジでロックされており、第三者が故意に外すことはできない。
SMSは、前モデルのHW-02Cでは定型文のみで自由な文章は入力できなかったが、HW-01Dでは方向キーと決定キーでソフトウェアキーボードによる文字入力が可能。予測変換機能も搭載するほか、漢字の利用も「ひらがな」「学習漢字」「標準漢字」の3段階から選択できる。
ソフトウェアキーボードは50音一覧か、テンキー入力の2種類。テンキーの場合、「おはよう」の“お”を入力するには、「あ」にカーソルをあてて決定キーを押し、その後、方向決定キーの下を押す……という流れで、スマートフォンのフリック入力を一瞬思い起こさせる操作になっている。
「キッズケータイ」という名称ながら、子供用の「キッズモード」に加えて大人用のメニューも用意されている。機能は変わらないがメニュー表記に漢字を利用する、文字の大きさを変更するといったことが可能なほか、SMS用の定型文も子供用と大人用で異なる内容に切り替えられる。本体テーマも子供用に2種類、大人用に1種類が用意されており、デザインを大人向けに切り替えることができる。
バッテリー容量は900mAh。大きさは約89×49×16.5mmで、重さは約85g。連続通話時間は約250分、待受時間は約450時間。ボディカラーはイエロー、ピンク、ブルーの3色。
ピンク | ブルー |
2012/5/16 12:19