日本通信、訪日外国人向けに「b-mobileSIM U300」英語版

　日本通信は、短期間、訪日する外国人ユーザー向けのプリペイド型データ通信製品として「b-mobileSIM U300」の英語版の取り扱いを開始した。同社Webサイトでのみ販売する。価格は2980円。

　今回販売される製品は、利用期間が30日間、通信速度が300kbpsとなるデータ通信専用のSIMカード製品「b-mobileSIM U300」の英語版。日本へ短期滞在する訪日外国人向けに提供されるもの。ただし、日本国内でこのSIMカードを装着して通信する際は、技適マーク付きの端末に限られる。サービス自体は従来より提供されている「b-mobileSIM U300」と同等。音声通話は利用できない。

　決済はクレジットカードのみ。本人確認もクレジットカード決済で担保する形となり、SIMカード入手後、通常必要とされる開通手続きの電話は必要ない。これは、ターゲット層となる短期滞在者が、日本市場向けの携帯電話・スマートフォンを持っていない可能性に配慮したもの。なお、有効期限30日間を過ぎると、10日以内であればオンラインチャージで引き続き利用できる。この手続きをしておかなければ、このSIMカードは利用できなくなる。たとえば1年後に再来日して同様のサービスを利用したければ、新たに「b-mobileSIM U300」を購入する必要がある。配送先は日本国内のみ。

【お詫びと訂正 2012/05/15 11:05】
　記事初出時、「有効期限30日間を迎えると、このSIMカードは利用できなくなり更新手続きも用意されない」としておりましたが、正しくは「10日以内であればオンラインチャージで更新できる」というものです。お詫びして訂正いたします。