「LINE」にスタンプショップ、iPhone向けカメラアプリも

　NHN Japanは、コミュニケーションアプリ「LINE」で、メッセージのやり取りで利用できるイラスト「スタンプ」で、好みのコンテンツを追加できる「スタンプショップ」を追加した。

　「スタンプショップ」は、人気キャラクターのスタンプを販売する「LINE」のオンラインストア。アプリ内のスタンプメニューからアクセスできる。第1弾として販売が開始されたスタンプは、600万ダウンロードの人気スマートフォンアプリ「おさわり探偵 なめこ栽培キット」のなめこ、ガチャピンとムック、地獄のミサワ（謝罪編）、スヌーピー、どーもくん（NHK）、バカボンのパパなど19セット（合計944種類）となっている。「LINE」自体の利用料は無料で、「スタンプショップ」で販売されるスタンプの価格はコンテンツによって異なり、26日時点では99円と170円の2種類。「地獄のミサワ」や「どーもくん」などの人気キャラクターは170円となっている。

　購入したスタンプは、スマートフォンアプリのほかパソコン版でも利用できる。Android版では、スタンプを購入して、友人へプレゼントすることもできる。

　このほか。「LINE」では、新たに最長90秒までの動画、最長180秒までの音声を送信できるようになった。スマートフォンで撮影した動画、録音した音声を手軽に送信でき、NHN Japanでは「ボイスメールやビデオメッセージとして利用できる」としている。

　このほか同社では、「LINE」のカメラアプリ「LINE camera」のiPhone版の提供を開始した。4月13日にAndroid版が公開されたことに続き、iPhoneでも利用できるようになった同アプリは、「LINE」との連携や、Twitter、Facebookと写真を共有できる。撮影した写真は、「LINE」でお馴染みのスタンプで加工したり、フレームやフィルターなどでデコレーションしたりできる。利用料は無料。