ドコモ、スマホ利用の学習支援サービスに使い放題の月額コース


 NTTドコモは、スマートフォンやタブレット端末を利用した学習支援サービス「ドコモゼミ」において、新たに月額課金で使い放題となるコースを5月1日より追加する。

 新たに追加されるのは、さまざまな学習アプリが使い放題となる月額コース。これまでの売り切りでの提供も継続される。月額コースは内容に合わせて「ドコモゼミ月額使い放題コース」「ドコモゼミ小中学生コース」「ドコモゼミ学研ビクトリーコース」の3種類が用意される。このうち、「小中学生コース」「学研ビクトリーコース」は提供されるアプリやサービスも、新規に追加されるものとなっている。

 「月額使い放題コース」は、外国語や地域、資格など、当初は約40~50のアプリが使い放題となる。5月1日より提供が開始され、利用料は月額525円。

 「小中学生コース」は、小中学生向けに国語、算数、数学、理科、社会、英語などの教科が提供される。ドリル形式が中心で、学習後の確認や定着を図る内容となっている。5月1日より提供が開始され、利用料は月額980円。

 「学研ビクトリーコース」は、学研エデュケーショナルの教材を活用し、小中学生向けのWeb学習サービスが提供される。対話形式の説明や、アニメーションによる解説が中心で、授業のように丁寧に説明される内容となっている。5月10日より提供が開始され、利用料は月額1470円。5月の利用料は無料。

 ドコモゼミの対応端末は、Android 2.2以降を搭載したスマートフォンと、Android 3.0以降を搭載したタブレット端末。「学研ビクトリーコース」のみAndroid 4.0には非対応となっている。

 ドコモゼミではまた、学習アプリの時間管理や得点、全国ランキングといった学習成果の分析が行える「学習ナビ」機能が提供される。学習状況に応じて背景が変化したり、ご褒美アイテムが貯まったりする、学習継続のための機能が用意されている。利用料は無料。

 ドコモゼミではこのほか、4月30日まで「新生活学習応援キャンペーン」を実施する。期間中は、売り切りで提供されるアプリ29タイトルが半額で配信される。

 




(太田 亮三)

2012/4/24 17:01