「LINE」の登録者数が3000万人突破


 NHN Japanは、通話(VoIP)が可能なメッセンジャーアプリ「LINE」の登録ユーザー数が3000万人を突破したと発表した。

 「LINE」は、VoIPによる通話機能と、チャットのようなメッセージのやりとりができるメッセンジャー機能を備えたコミュニケーションアプリ。iPhone版、Android版、フィーチャーフォン版が用意されており、それらと連携するパソコン向けのクライアントなども用意されている。言葉によるやりとりのほか、スタンプと呼ばれる画像素材が用意されており、ユニークなキャラクター画像を利用して言葉に代わる、“気分”のやりとりが行える。

 NHN Japanによると、4月18日、iPhone版・Android版・フィーチャーフォン版の合計登録者数が3000万人を超えたという。サービス開始から約10カ月で大台を超えた。「LINE」は現在、国内だけでなく中東や東アジアを中心に世界231カ国で提供されている。4月18日時点の登録者数は、合計3008万4151人で、内訳は国内1353万5747人、海外1654万8404人となる。男女比や年齢別のデータは非公表としている。

 NHN Japanでは、3月にグリーティングカードアプリ「LINE Card」、4月にカメラアプリ「LINE camera」と、「LINE」と連携するアプリを提供している。同社は今後も「LINE」ブランドのアプリを拡充していく方針だ。

 

(津田 啓夢)

2012/4/18 12:36