au、国際SMSを18日より提供開始


 KDDI、沖縄セルラーは、海外通信事業者の携帯電話とショートメッセージサービスの送受信ができる国際SMSを4月18日より開始する。

 国際SMSは、SMS(Cメール)対応のauの携帯電話およびスマートフォンと、海外の通信事業者の携帯電話との間でSMSのやりとりが行えるというもの。プリペイド式携帯電話など一部機種では利用できず、相手先の携帯電話によっては文字が正しく表示されない場合があるとしている。

 料金は1通あたり送信に100円かかり、受信は無料。無料通話分を含む料金プランの場合は、無料通話分に充当できる。5月31日までは試用期間として無料で送信が行える。送信する場合は、相手先の国番号の前に「010」を付けて、「010-国番号-相手先電話番号」という形でメッセージを送る。

 SMSは、GSM事業者間での手軽なメッセージングサービスとして普及してきたが、国内ではよりリッチなキャリアメールのサービスが充実した結果、昨年7月に国内事業者間での相互接続を実現するまでは、他社へ送ることができなかった。国際SMSは、ドコモやソフトバンクではすでに実現しているが、auのCメールは仕様の違いから海外とのやりとりはできなかった。

 




(津田 啓夢)

2012/4/13 14:49