KYBERの人力OCRが利用できるノート「ツバメ・デジタル」


 リュウドとツバメノートは、書いた内容をデジタル化できるサービスと連携できる大学ノート「ツバメ・デジタル」を発売した。「KYBER」のデジタル化サービス30ページ分のライセンスが付属するQRコード付きモデル(800円)と、ライセンスなしのモデル(380円)が用意される。

 「ツバメ・デジタル」は、オーリッドの人力ORCサービス「KYBER」と連携できる、60ページのA6サイズ縦型大学ノート。ノートそのものは、ツバメノートが2008年12月に発売し、15万冊を出荷した大学ノート「フューチャー」をベースにしており、表紙・裏表紙は「フューチャー」と同じ素材を用いている。メモを取る紙には、ツバメノートの「ツバメ中性紙フールス」5mm方眼紙が用いられ、その表面はKYBERによるデジタル化の対象ページ、裏面は通常のメモ用紙となっている。

 KYBERでデジタル化する場合は、iPhoneやAndroidで「KYBER」のアプリを用いることになる。デジタル化した内容は、メールやEvernote、Facebookなどで利用できる。

 記入内容を手軽に分類できるよう、ノートには「タグ欄」が設けられ、そこに記入した内容はEvernoteのタグとして利用できる。Googleカレンダーとの連携が可能で、ノート上にDate、Timeという記入欄が設けられ、手書きで記しておくと、デジタル化した後にGoogleカレンダーの予定として登録できる。全てのページは、すぐ切り離せるミシン目入りとなっている。




(関口 聖)

2012/4/12 12:58