米東芝、3種類の新Androidタブレット「Excite」シリーズ


 東芝の米国支社、Toshiba America Information Systemsは、Android 4.0搭載タブレットとして「Excite」シリーズを発表し、ディスプレイが13.3インチ、10.1インチ、7.7インチの3つのモデルを正式に発表した。

 かねてより「2012 International CES」や「Mobile World Congress 2012」で披露されていたシリーズで、アルミ製の薄型・軽量のボディが特徴。ディスプレイ面には強度に優れたGorilla Glassを採用する。ディスプレイサイズ別に「Excite 10」「Excite 13」「Excite 7.7」の3種類がラインナップされる。

 ソフトウェアプラットフォームはAndroid 4.0。クアッドコアCPUを搭載したNVIDIAの「Tegra 3」を搭載するほか、500万画素カメラ、200万画素のフロントカメラを装備している。ステレオスピーカーにSRSサウンド技術や、Bluetoothをサポート。通信機能はWi-Fiに対応する。Googleや東芝などのプリインストールアプリが用意されている。

 13.3インチモデル「Excite 13」は、自動輝度調整機能付きのLEDバックライトを搭載し、アスペクト比は16:9、解像度は1600×900ドットとなっている。4つのスピーカーを装備し、10.1mmの薄さで、重さは約998g。13時間の使用、7日間の待機が可能になっている。micro USB、micro HDMI端子を搭載するほか、SDカードスロットを備えている。


「Excite 13」

 

 10.1インチモデル「Excite 10」は自動輝度調整機能付きのLEDバックライトを搭載。解像度は1280×800ドット。厚さは約8.9mmで、重さは約599g。10時間の使用、7日間の待機が可能になっている。micro USB、micro HDMI端子を搭載するほか、SDカードスロットを備えている。


「Excite 10」

 

 7.7インチモデルの「Excite 7.7」はディスプレイに有機ELを採用。薄さは約7.6mm、重さは約380gとなっている。micro USB、microSDカードスロットを装備する。


「Excite 7.7」

 

2012年2月の「MWC 2012」のNVIDIAブースにて展示されていた「Tegra 3」搭載の東芝製Androidタブレット(7.7インチモデル)

 

 米国での発売時期は、「Excite 10」が2012年5月初旬、「Excite 13」「Excite 7.7」が6月初旬となっている。

 米国での店頭予想価格は、「Excite 13」の32GBモデルが649.99ドル、64GBモデルが749.99ドル。「Excite 10」の16GBモデルが449.99ドル、32GBモデルが529.99ドル、64GBモデルが649.99ドル。「Excite 7.7」の16GBモデルが499.99ドル、32GBモデルが579.99ドル。

 




(太田 亮三)

2012/4/11 20:17