ドコモのARROWS X LTE F-05DとMEDIAS WP N-06Cにソフト更新


 NTTドコモは、富士通製のスマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」とNECカシオ製のスマートフォン「MEDIAS WP N-06C」に不具合があることを明らかにし、ソフトウェア更新の提供を開始した。

 「ARROWS X LTE F-05D」で明らかにされた不具合は、電源がオフの状態で充電している最中に電源を入れると、まれに端末が再起動を繰り返す場合があるというもの。更新にかかる時間は約4分。初期設定では午前2時~4時の間に自動的に更新が行われる。Wi-Fiに接続した状態ではソフトウェア更新を行えないほか、更新中は携帯電話のほかの機能を利用できない。


「ARROWS X LTE F-05D」

 

 「MEDIAS WP N-06C」で明らかにされた不具合は、海外の一部地域で、まれに正常に通信できない場合があるというもの。更新にかかる時間は約5分。自動更新には非対応のため、手動で更新を行う。更新は3G、Wi-Fiのいずれの環境でも行える。3Gでの更新にはパケット通信料がかかるが、更新用のアクセスポイント(APN)を設定すればパケット通信料は無料になる。


「MEDIAS WP N-06C」

 




(太田 亮三)

2012/4/10 12:16