ドコモ、ガーデニング愛好家向けSNS「みんなの園芸広場」


 NTTドコモは、家庭菜園やガーデニングの愛好家を対象としたSNS「みんなの園芸広場」を2月28日10時にオープンする。利用料金は無料(通信費を除く)。また、4月1日には月額157円の有料プランを追加し、ドコモの環境センサーネットワークで収集した気象データも提供していく。

 「みんなの園芸広場」は、ドコモが2010年10月~2011年2月にかけて行った実証実験「園芸サポートサービス(仮称)」を商用化したもの。園芸を題材にしたソーシャルゲームではなく、実際にガーデニング、家庭菜園を楽しむユーザーにとって、役立つ情報などが提供される。育てる植物の種類、栽培開始日などを入力しておくと、追肥や間引きといった各種作業の時期をメールなどで知らせてくれる。また、同じ植物を育てているユーザーを探したり、参加者間でアドバイスを送るといった機能も用意される。携帯電話やスマートフォン、パソコンから利用でき、他社の携帯電話からも利用できる。

「みんなの園芸広場」のサービス概念図

 4月1日から提供予定の有料プランでは、栽培のコツや病害虫について専門家から原則48時間以内にアドバイスがもらえる。また、ドコモの基地局など全国約3000カ所に設置されたセンサーをもとに、気温や降水量の情報を提供。植物の生育予測や高・低温対策への応用が可能という。

 なおサイト運営面ではNTTレゾナントと協力。園芸のノウハウ、コンテンツ監修、気象データベースの構築についてはサカタのタネ、学研ホールディングス、学研パブリッシング、ウェザー・サービスと連携した。




(森田 秀一)

2012/2/22 21:09