UQの通信障害、一部で復旧


 UQコミュニケーションズは、21日夕刻に発生した通信障害について、一部エリアで復旧したことを明らかにした。一方、多くのエリアでは依然として障害が継続している。

 同社によれば、東京都多摩地区(23区以外)、埼玉県、神奈川県、山梨県については、22日5時41分頃に復旧したとのこと。原因はセンター設備の障害だが、詳細は調査中とのこと。代替設備を準備し、そちらへ徐々に切り替えていることから、段階的な復旧となっているという。

 22日11時時点でも、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、東京(23区)、新潟で障害が継続しており、利用できない状況となっている。UQのユーザーだけではなく、MVNOのユーザーも利用できない状況で、auの「htc EVO WiMAX ISW11HT」で利用できる「+WiMAX」も障害の影響を受けており、CDMA 1X WINの通信量が5GBを超過した場合は従来通り、帯域制御の対象となる。

 影響を受けた人数は、対象地域のユーザー最大70万人。UQ Wi-Fiは基本的に利用できるが、成田エクスプレス(NEX)については都内の一部期間で利用できない。

【追記 2011/9/22 11:48】
 UQコミュニケーションズは、東京の一部を除く、ほとんどのエリアで22日12時30分頃、障害から復旧したと発表した。東京の23区内および23区外の一部はまだ障害が続いているが、これも13時には解消される見込み。

【追記 2011/9/22 15:05】
 UQコミュニケーションズは、22日13時頃、全てのエリアで障害が解消され、復旧したと発表した。

 




(関口 聖)

2011/9/22 11:48