ドコモ、スマートフォンとDLNA機器が連携するアプリを無料配信
NTTドコモは、コンテンツの多用な視聴スタイルを提供するためのコンセプト「docomo Connected Home」を提唱し、スマートフォンとDLNA機器との接続を実現するアプリ「Twonky Mobileスペシャル」を提供する。1年間の期限付き利用となるが、ドコモのスマートフォン利用者は旧モデルでも利用できる。
ドコモは、昨年10月、携帯電話向けマルチメディア技術を保有する米パケットビデオを買収して完全子会社とした。「Twonky Mobile」は、そのパケットビデオのアプリで、DLNA対応の各機器とスマートフォンとの接続を実現するものだ。
たとえば、スマートフォンとDLNA対応コンポを接続して、スマートフォンに保存された音楽をWi-Fi経由でコンポから出力できる。ほかにも、DLNA対応テレビにスマートフォンで撮影した写真を表示させたり、レコーダーに記録された動画をスマートフォンを使ってテレビ表示させたりといったことも可能だ。スマートフォン側のMACアドレスをDLNA対応機器で認証させることで利用できるようになる。
夏モデルのAndroid端末8モデルには、このTwonky Mobileの日本語版アプリがプリセットされ、無料で利用できる。また、ドコモのAndroid端末のユーザーも、5月17日よりダウンロードして利用可能だ。アプリはAndroid 2.1以降のドコモAndroid端末に対応する。
なお、利用期間は1年間となるが、説明員は「まずは1年間」と話しており、延長などの可能性もにおわせていた。ドコモでは、クラウドサービス「Evernote」の有料サービスを1年間無料で提供し、今年4月、無料期間を1年間延長することを発表している。
2011/5/16 20:37