サムスン、第1四半期は世界で約7000万台の端末を販売


 韓国のサムスン電子は、2011年度第1四半期の決算を発表した。同四半期の業績は、連結売上高が36兆9900億ウォン(2兆7400億円)、営業利益が2兆9500億ウォン(2185億円)、当期純利益が2兆7800億ウォン(2059億円)になった。

 このうち通信部門は、携帯電話の販売が前年同期と比較して増加。スマートフォンの販売が伸び、売上、収益性ともに好調だったとしている。販売台数は過去の第1四半期と比較して最高となる約7000万台で、この中に占めるスマートフォンの割合も増加している。

 第2四半期には「GALAXY S II」の販売を、世界市場で本格的に拡大する予定。サムスン独自のプラットフォームである「bada」搭載の新製品の発売や、北米で4Gスマートフォンを発売することで、ラインナップを継続的に強化していく方針。また、「GALAXY Tab 10.1」のグローバル展開も行い、タブレット端末の市場にも積極的に対応していく計画を明らかにしている。

 




(太田 亮三)

2011/5/13 13:50