シンセイ、WiMAX対応のWi-Fiルーター「URoad-7000」


 シンセイコーポレーションは、モバイルWiMAXに対応した携帯型のWi-Fiルーター「URoad-7000」を発表した。6月中にも発売される予定。価格は未定だが、2万円を切るものとみられる。

 「URoad-7000」は、韓国のMODACOMと共同開発されたモバイルWiMAX対応のWi-Fiルーター。UQコミュニケーションズのUQ WiMAXのほか、UQ網を利用したMVNO各社などへ提供される。会場説明員によれば、MVNO先はビックカメラのWiMAXサービスになるという。

 通信速度は下り最大40Mbps、上り最大10Mbps。無線LANの方式はIEEE802.11n/b/gに対応となる。セキュリティ機能は、WEP(64/128bit)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WPA2-PSK(TKIP/AES)で、SSIDステルス機能やMACアドレスフィルタリングなども用意されている。推奨接続機器数は5台。パソコンやニンテンドーDS、PSP、iPod touchなど、各種無線LAN対応機器で利用できる。

 なお、UQ WiMAXの機器追加オプションサービスに対応している。UQ WiMAXをすでに契約している場合、1台あたり月額200円で最大2台追加できる。つまり、同一名義契約であれば、1台目の月額4480円+2台目月額200円+3台目月額200円で利用可能。ビックカメラの「Bic WiMAX SERVICE」も機器追加に対応するが、UQ WiMAXとBic WiMAX SERVICE間での機器追加には非対応。

 通信時間は約3.5時間。大きさは104×62×14.8mm、重さは約117g。


 



(津田 啓夢)

2010/6/7 14:38