DeNAとドコモが新会社設立、2010年に携帯サイト開設へ


 ディー・エヌ・エー(DeNA)とNTTドコモは、ユーザー作成コンテンツを利用するサービスに関して、新会社設立に向けた合弁契約を締結した。

 両社では、ユーザーが作成するコンテンツ(User Generated Content、UGC)が人気を得ており、今後さらに拡大すると予測。携帯サイト「モバゲータウン」などを手掛けるDeNAのノウハウやシステム開発力、ドコモの集客力や課金システムなどを組み合わせることで、新たなUGCサービスに向けて新会社を設立することになった。

 新会社(商号未定)は、資本金8億円、資本準備金8億円で、出資比率はDeNAが70%、ドコモが30%となる。2010年4月に設立される予定で、代表者はDeNA執行役員の池田純氏が就任する。2010年上期に新会社による携帯サイトがオープンする予定となっており、同サイトではユーザーが作成したコンテンツを投稿・閲覧できるという。また、青少年保護に配慮したサイト運営を心掛けることがうたわれている。

 

(関口 聖)

2009/11/24 18:50