「OMNIA POP 931SC」に不具合、ソフト更新開始


 ソフトバンクモバイルは、サムスン電子製の3G端末「931SC」において不具合を明らかにし、ネットワーク経由で端末ソフトウェアを改修するソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 明らかにされた不具合は複数にわたり、以下の通りとなる。

【1】「着うた・メロディ」フォルダ内のファイルを全て削除する操作において、「保護などを除いて削除」を選択しても著作権保護されている着信メロディが削除される場合がある。ただし、ユーザーが保護設定したファイルは削除されない。
【2】ゲーム中のBGMが一時停止する場合がある。
【3】世界時計でサマータイム設定しても反映されない場合がある。

 上記の不具合は最新版のソフトウェアに書き換えることで修正される。更新作業にかかる時間は約30分。作業はフル充電の状態かつ充電しながら、一旦電源を切って電源を入れ直してから実行する。ソフトバンクでは、更新によって記録されているデータが消失する場合があるため、必要なデータをバックアップするよう推奨している。

 更新作業中は、通話やメールの送受信を含め携帯電話が操作できなくなる。更新にかかるパケット通信料は無料となる。

 

(津田 啓夢)

2009/11/9 16:42