「830N」に不具合、ソフト更新開始


 ソフトバンクモバイルは、NEC製の「830N」について不具合を報告し、ネットワーク経由で端末ソフトウェアを改修できるソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 今回明らかにされた事象は、複数の機能を起動していない状態でも「これ以上機能を起動できません」と表示されるというもの。最新版の端末ソフトウェアを適用すると、今回の不具合や細かいバグが修正される。

 更新作業は一旦電源を切り再起動した状態で実行し、フル充電かつ充電しながら更新する。作業に要する時間は約30分で、作業中は通話やメール送受信を含む携帯電話の操作が行えない。更新にかかるパケット通信料は無料。

 なお、今回と同じ不具合の事象は、カシオ計算機製の「930CA」でも報告されている。「930CA」については10月26日からソフト更新が提供されている。




(津田 啓夢)

2009/11/5 13:15