サイバード、Android向け「3D地図ビューアー」開発に協力


 サイバードは、NTTドコモが実証実験を行うAndroid用アプリケーション「3D地図ビューアー」の開発に協力したと発表した。

 「3D地図ビューアー」は、立体的に描かれた地図を表示するAndroid用アプリケーション。花火大会などイベント会場周辺を下見するといった利用方法が想定されている。先端的かつ試験的なアプリケーション/サービスを提供するユーザー参加型コンテンツ「みんなのドコモ研究室」で提供される。

 従来は携帯電話側で3Dレンダリング処理を行うことが一般的とのことだが、今回のアプリのようなコンテンツを携帯上で処理するには、メモリやCPUに限界がある。そこで同アプリでは、インタラクティブブレインズが開発した「3次元サーバレンダリング技術」を利用し、街並みのデータはサーバー側で処理して生成され、通信経由で携帯電話上に表示される。なお、3次元地図データはゼンリンとジオ技術研究所の「Walk eye Map」を利用する。

 「3D地図ビューアー」を利用できるのは「HT-03A」。導入手順は「みんなのドコモ研究室」のWebサイトで案内されており、HT-03Aのアプリケーション設定を変更した後、メールを送信してダウンロードサイトにアクセスする。

 

(関口 聖)

2009/8/3 15:42