5月の携帯・PHS出荷数、前年割れ続く


 電子情報技術産業協会(JEITA)は、2009年5月の国内携帯電話の出荷実績を発表した。

 携帯電話・PHSを含む5月の出荷台数は、前年同月比76.8%の268万7000台、11カ月連続で前年割れとなった。JEITAではその理由として、国内の景気後退の影響を指摘している一方、前月比138.5%と拡大傾向であり、前年同月比のマイナス幅も縮小傾向にあるとしている。

 携帯電話は、前年同月比77.7%の260万5000台。携帯電話の出荷数のうち、ワンセグ対応機は221万6000台(前年同月比102%)で、5カ月ぶりに前年を上回った。ワンセグの搭載比率は85.1%となっている。

 PHSは前年同月比54.7%の8万2000台。11カ月連続で前年割れとなっている。

 



(津田 啓夢)

2009/7/8 12:21