ドコモ、「N906iL」の不具合でソフト更新開始


 NTTドコモは、NEC製FOMA端末「N906iL onefone」のバッテリー関連の不具合を明らかにした。30日より、通信経由で端末ソフトウェアを改修する「ソフトウェア更新」の提供を開始した。

 公表された事象は、「N906iL」において、特定の環境下において電池の持ちが悪くなるというもの。無線LAN環境で通信圏内から圏外に移動した場合に、省電力モードにならないことがあるため電池の持ちが悪くなるという。

 更新作業に必要な時間は約6分。更新は電池をフル充電の状態で実施する。なお、更新中は通話やメールを含めた携帯電話の操作ができなくなる。「N906iL」では、自動更新機能に対応しており、初期設定の状態では深夜3時に自動的に更新が実行される。ソフト更新にかかるパケット通信料は無料。

 

(津田 啓夢)

2009/6/30 16:48