KDDI、生成AI開発で4年1000億円規模の投資へ

　KDDIは、経済産業省による「クラウドプログラム」の供給確保計画に認定された。この認定により、生成AI開発のための大規模計算基盤の整備において、今後4年間で1000億円規模の投資を行う。

　経済安全保障推進法に基づき、クラウドプログラムの供給確保計画の申請をして経済産業省から認定を受けた場合、支援を受けることができる。KDDIは、2024年中に大規模計算基盤の先行稼働開始を目指し、ELYZAとともに国内最高性能の大規模言語モデル（LLM）や領域特化型LLMの開発を進める。

　また、2023年11月から開始した「MUGENLABO 生成AI活用支援プログラム」などを通じて、さまざまな研究機関やスタートアップに対しても本計算基盤を提供するという。