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目黒区が自転車シェアリング開始、他区との相互乗り入れにも対応

ドコモ・バイクシェアのサービスを利用

 東京都の目黒区は、自転車シェアリング事業「目黒区自転車シェアリング」を1月16日から開始する。2022年3月31日までの実証実験という形で、運営はドコモ・バイクシェア。すでに同種の事業を展開する9区と連携し相互乗り入れにも対応する。

「目黒区自転車シェアリング」のWebサイト

 自治体が事業主体となりドコモ・バイクシェアが運営する自転車シェアリングサービスは、2014年に千代田区が開始した「ちよくる」を皮切りに、東京23区では中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、大田区、渋谷区、練馬区の10区ですでに提供されている。このうち練馬区を除いた9区は、相互に乗り入れ可能な「広域相互利用」に対応している。

 「目黒区自転車シェアリング」は、23区内では11区目にあたり、事業開始時は試験的に9区との相互乗り入れにも対応する。

 自転車を借りたり返却したりするサイクルポートは、1月16日時点で目黒区総合庁舎や駒場野公園など8カ所が用意される。上記のように、例えば隣接する渋谷区などの、相互乗り入れに対応する区のサイクルポートを利用することもできる。サイクルポートの場所は専用アプリやWebサイトで確認できる。

 料金は他区のサービスと同じで、1回会員が30分で150円(税抜、以下同)、超過時は30分につき100円。月額会員は月2000円で、30分以内なら何度でも利用できる。超過時は30分につき100円。1日パスは1500円。法人向けプランも用意される。