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Bluetooth 5.0対応で広範囲に追跡、新型の紛失防止タグが出資募集
2017年8月22日 19:14
ソフトバンクのユーザー参加型プラットフォーム「+Style」のクラウドファンディングコーナーにて、Bluetooth 5.0をサポートする追跡タグ「tracMo」(トラクモ)の開発資金の募集が開始された。製品としての販売予定価格は3780円(税込)。
「tracMo」はスマートフォンとBluetoothでペアリングして利用する、紛失防止や見守りに利用できる追跡タグ(トラッカー)。スマートフォンを操作して「tracMo」を鳴らしたり、「tracMo」のボタンを押してスマートフォンを鳴らしたりすることが可能。一定の距離に離れたり近づいたりするとアラートを鳴らす機能や、トラッカー側の紛失時に直前の位置情報を確認する機能、見守り機能として位置情報の複数人での共有といった、トラッカーとして一通りの機能が用意されている。既存のスマートフォンとはBluetooth 4.0で接続する。
「tracMo」本体はBluetooth 5.0に対応。「tracMo」同士はBluetooth 5.0で通信することができ、ほかの「tracMo」ユーザーが操作範囲に入ると位置情報を更新し発見が可能になる「コミュニティサーチ」機能は、理論上、従来の4倍の距離(16倍の面積)まで捜索範囲が拡大するとしている。
また、自宅などに設置しておき、Wi-Fiを経由し、スマートフォン不要で「tracMo」の情報をクラウドにアップできる「tracMo Mesh Station」も別の製品として開発される予定で、これを利用すると、「tracMo」の自宅の中でのおおまかな場所を把握したり、入退室センサーとして利用したりできるようになる。
「tracMo」本体はボタン電池1個(CR2032)で最長1年半の駆動が可能。IP55の防水性能を備え、スマートフォン経由でファームウェアのアップデートも可能になっている。対応OSはiOS、Android。
大きさは約35×35×9mmで、重さは約8g(電池含む)。ボディカラーはホワイト、シルバー、アンティークカッパー、ブラックの4色。