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スマホをかざして朗読小説を持ち出し~羽田空港「旅する日本語展」で

パナソニックの光ID技術を活用

 パナソニックは、同社の光ID技術を活用して、羽田空港にて開催中の「旅する日本語展」にて、スマートフォンへ朗読小説をダウンロードできるサービスを提供している。

 「旅する日本語展」は、国内線第1旅客ターミナルの出発ロビーにて開催中のアート展示。放送作家の小山薫堂氏が執筆した旅をテーマにしたエッセイに、片岡鶴太郎筆の挿絵を加えた作品を展示。来場者は自由に読むことができる。入場無料で、開催期間は2018年3月31日まで。

 旅する日本語展では、コンテンツを朗読作品として持ち出して、機内や旅先でも楽しめる「耳で旅する日本語」を実施する。「旅する日本語カウンター」に展示された本型のライトにスマートフォンアプリ「LinkRay」をかざすと、コンテンツがスマートフォン内にダウンロードされる。

 フリーアナウンサーの高島彩が朗読した作品や、小山薫堂氏が語る音声コンテンツを用意。体験者には片岡鶴太郎の絵画をあしらったスマートフォン用壁紙がプレゼントされる。

LinkRayのシステム構成図(紹介動画より)

 「耳で旅する日本語」で活用されるパナソニックの「LinkRay」は、発光パターンによる識別技術。特定のパターンで発光させたライトやディスプレイを、スマートフォンの専用アプリで撮影。発光パターンから情報を識別している。