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Androidの生みの親アンディ・ルービン氏が機能拡張できるスマホを発表
2017年5月30日 22:41
Androidの生みの親として知られるアンディ・ルービン氏が設立した企業・Essentialが、米国にてSIMロックフリーのAndroidスマートフォン「Essential Phone PH-1」を発表した。
価格は「Essential Phone」が699ドル(約7万7700円)、期間限定の割引販売で案内されている「Essential Phone + 360カメラ」は、898ドルが割引により749ドル(約8万3200円)になっている。
「Essential Phone」は、三辺を超狭額縁とした「Full Display」デザインが目を引くが、最大の特徴は、背面に設けたマグネットの端子に360度カメラなどの追加デバイスを固定できる点。
この端子に装着できるデバイスとして、360度の撮影が行える小型カメラも発表されている。また、同じく背面のマグネット端子を利用した、充電用のドッキングステーションも用意している。
ボディにはチタンを採用し、アルミ素材とは異なり、コンクリートへの落下に耐えるほど堅牢としている。背面ボディの素材はセラミック。ディスプレイガラスはCorningのGorilla Glass 5。
内蔵の1300万画素カメラはカラーとモノクロのデュアルシステムとして搭載。ダイナミックレンジに優れるほか、「本物のモノクロ撮影」も行えるとしている。インカメラは800万画素。
ボディカラーはブラックムーン、ピュアホワイト、近日登場としてステラーグレー、オーシャンデプスの合計4色がラインナップされている。
主な仕様
ディスプレイは5.71インチ、19:10、2560×1312ドット(QHD)の液晶ディスプレイ(CGS/LTPS)。
OSはAndroid。チップセットはSnapdragon 835。メモリ(RAM)は4GB、ストレージは128GB(UFS 2.1)。
対応ネットワークはFDD-LTEがバンド1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/17/20/21/25/26/28/29/30/66、TDD-LTEがバンド38/39/40/41/42/43、UMTS/HSPA+がバンド1/2/4/5/6/8、CDMA EV-DO Rev.Aがバンド0/1/10、TD-SCDMAがバンド34/39、GSMが850/900/1800/1900MHz。
Bluetooth 5.0、IEEE802.11a/b/g/n/ac、GPS、NFCに対応する。外部端子はUSB Type-C。
バッテリー容量は3040mAh。大きさは141.5×71.1×7.8mm、重さは約185g。