音声認識で操作、リアプロジェクターで家族の顔を映し出す「petoco」

　スタートアップ企業のフォーティーズが手がける新たなデバイス、そして家族間のコミュニケーションに使えるというサービス「petoco（ペトコ）」が発表された。

　2つの脚を備え、なにやら新しい生物のようにも見える滑らかなフォルムに、リアプロジェクターでボディに顔やビデオチャットの映像を映し出す仕組みや、カメラ、スピーカーを搭載。Androidで動作する。

　家族1人1人の顔を認識して識別できる。NTTドコモの技術を使った音声認識で操作でき、たとえば親が外出中、専用アプリでオンラインになれば、petocoは留守番中の子供に「お母さんがオンライン中だよ。ビデオ電話をかける？」と問いかけて、コミュニケーションを促進してくれる、あるいは「今日はおじいちゃんの誕生日。電話してみよう！」「今日は晴れ、気温は23度です」と、家族の記念日や天気、ニュースなどを読み上げる。

　宅内外にこだわらず、家族間のコミュニケーションに向けたデバイスという位置づけで、価格は数万円。額は未定ながら月額利用料がかかる形で検討中とのこと。