ニュース
リンクス、Lightning/Type-C/microUSB/USB-Aの4端子対応のmicroSDリーダー発売
iPhone用ストレージ付きケーブルも
2017年4月29日 00:00
リンクスインターナショナルは、台湾PhotoFastのiPhone/Android向け外付けストレージの2製品を発売した。カードリーダー型の「iType-C Reader」が9980円(税込、以下同)、ストレージ付きのLightningケーブル「MemoriesCable GEN3 1m」は容量により1万2800円~3万4800円で提供される。
製品名 | iType-C Reader | MemoriesCable GEN3 1m | |||
ストレージ容量 | microSDXC(最大256GB) | 32GB | 64GB | 128GB | 200GB |
価格(税込) | 9980円 | 1万2800円 | 1万5800円 | 2万2800円 | 3万4800円 |
4端子対応「iType-C Reader」
「iType-C Reader」は、256GBまでのmicroSDXCをサポートするカードリーダー。Lightning、Type-C、microUSB、USB-Aという4種類の端子を搭載し、さまざまなデバイスに接続可能。
Androidおよびパソコン(Windows/Mac)では、外部ストレージデバイスとして認識し、一般的なファイラーから利用できる。本体にはmicroSDスロットとLightning端子、USB Type-C端子を搭載。外付けでUSBアダプターが付属し、USB-A端子(USB 3.0)とmicroUSB端子を利用できる。microSDの転送速度ではスピードクラス「UHS-I」をサポートする。
iOSではアップルによる「Made for iPhone」認証を取得しており、専用アプリ「PhotoFast ONE」を介して利用する。
本体の大きさは約54.2×22.5×8.7mm、USB-A端子用のアダプターは約36.4×17.1×8.7mm。重さは約13g。4GBのmicroSDカードが付属する。
Lightning/USB-A/Type-Cケーブルにストレージを内蔵「MemoriesCable GEN3 1m」
「MemoriesCable GEN3 1m」は、1mのLightning-USB 3.1ケーブルにストレージを内蔵した製品。容量と価格は、32GBが1万2800円、64GBが1万5800円、128GBが2万2800円、200GBが3万4800円となっている(すべて税込)。
USB-A端子をType-C端子に変換するアダプターが付属しており、MacBookなどType-C端子を搭載するパソコンにも接続できる。
「iType-C Reader」と同様に、「Made for iPhone」認証を取得済み。iOSでは専用アプリ「PhotoFast ONE」を介して利用し、Androidとパソコンでは、外部ストレージとして認識される。また、iPhoneを接続して、充電専用のケーブルとして利用することもできる(同期は非対応)。
ケーブルはメッシュ構造のナイロン素材で覆われており、曲げやねじれへの耐性が高く、傷や汚れが付きにくいとしている。カラーはBlackとRedの2色をラインナップ。ケーブルも含めた大きさは約1077×16.7×8.3mmで、重さは約28g。Type-Cアダプター部の大きさは約33.5×16.7×8.3mmで、重さは約4.5g。
iOSアプリ「PhotoFast ONE」
「PhotoFast ONE」は、PhotoFast製品共通のiOS用ファイラーアプリ。
ストレージ内のファイルのアクセスのほか、カメラロールの写真や動画、連絡先、カレンダーの一括バックアップに対応するほか、Facebook、Instagram、Tumblrに投稿した画像をストレージ内にバックアップする機能も備える。また、DropboxやOneDriveなどのクラウドとの連携も可能。
対応ファイル形式は、Microsoft OfficeやiWork、PDFなどのドキュメント、画像ファイル(jpg、png、bmp、gif、tiff、dngやCR2などのRAW形式)、mp3やaiffなどのオーディオ、mp4、avi、H.264などのビデオと、zip形式の圧縮ファイル。
「PhotoFast ONE」のほか、写真のバックアップに特化した「PhotoFast LIFE」、別の端末へデータを移行するための「Phone Switcher」、写真の閲覧に特化した「CameraRoll+」という、PhotoFastは3つのアプリを提供している。このうち、「CameraRoll+」の360度写真を閲覧する機能以外は、「PhotoFast ONE」で利用可能。同機能も5月中のアップデートにより「ONE」アプリにも提供されるという。