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加速や傾きなどのセンサーもセットになったアクションカム、Cerevo「REC-1」発売
2万9990円、4月下旬出荷予定
2017年3月16日 11:48
Cerevoは、小型センサーの加速度や傾きといったデータを映像とセットにして確認できるアクションカム「REC-1」を発売した。出荷は4月下旬。価格は2万9990円(税抜、以下同)。「REC-1」の製品パッケージに1つ同梱される小型センサー「LOG-1」は単体販売も行われ、価格は6990円。
「REC-1」は、スポーツを可視化するというテーマのラインナップである「XON」(エクスオン)シリーズとして開発されている、小型のアクションカム。
最大の特徴として、パッケージには小型センサー「LOG-1」と小型マグネットが1個ずつ同梱される。このセンサーで、加速度や傾き、ジャイロ、気温、気圧などのデータを取得できる。
パソコン向けに提供されるソフトでは、これらのデータと映像を同期でき、カメラ本体のGPS情報と合わせて一緒の画面に表示できるため、最新技術を使ったスポーツ中継映像のように、車体やスポーツギア、身体の動きも可視化した映像を手軽に作れて楽しめるようになっている。
また、マグネットを利用すれば、回転数やレバーのオンオフ(センサーへのマグネットの接近)、接近の回数の検出が可能になっている。
センサー「LOG-1」が、カメラ本体に内蔵されず別パーツとして提供されるのは、傾いたり動いたりといった、カメラを設置するのは難しい場所で情報を取得しやすくするためとしている。なにかの左右それぞれに付けるなど、「LOG-1」を複数個を使ってデータを取得することにも対応している。
また、このセンサー「LOG-1」は、単品の汎用センサーとしても発売する。連携できることが確認されているのは、GoProシリーズ、ソニーのアクションカメラシリーズとしている。「LOG-1」の価格は6990円。
なお、「LOG-1」とカメラ映像の同期は、「LOG-1」に表示されるLEDランプを、録画開始時に“カメラで録画しておく”という方式。これにより、「REC-1」のパソコン向けソフトでは、映像上でセンサー同期の始点となるポイントを検出する。
カメラ本体は、1080p/60fpsでの録画が可能で、GPS機能やマイクを搭載。IPX4に準拠した防水性能を備える。バッテリーはシリンダー形状で後部からねじ込んでセットする仕組みで、カメラを固定した後や、グローブごしでも交換しやすいとしている。録画のオン・オフはスライドスイッチで、こちらもグローブなどをはめたまま、本体を見ずに操作できる。
ペアリングしたスマートフォンアプリから映像を確認したり録画の操作が可能。記録はmicroSDカード。
「REC-1」のバッテリー駆動時間は無線LANオフ時で約83分。バッテリーの充電はmicroUSB。無線LANはIEEE802.11b/g。大きさは31×115×37mm、重さは約101g。交換用のバッテリーは単体でも販売が予定されているが、時期・価格は現在未定。
「LOG-1」はボタン電池(CR2032)で駆動する。駆動時間は設定により異なり、約19時間~1週間。IPX4の防水性能を備える。大きさは約40×55×12mm。重さは約28g。