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のんが有楽町ビックに登場、LINEモバイル即日カウンター開設をPR

 LINEモバイルは、ビックカメラとヨドバシカメラの10店舗で、即日受け渡しが可能なカウンターをオープンした。オープン当日の3月15日には、東京・有楽町にあるビックカメラ有楽町店で記念セレモニーが開催され、LINEモバイルの新しいCMにも出演するのんも登場して、LINEモバイルの新たな取り組みをアピールした。

 家電量販店の店内にオープンしたカウンターは、LINEモバイルとして初めての実店舗展開。詳細は3月8日のニュース記事でお伝えしているが、各プランのコードが記入されたエントリーパッケージが販売され、合わせて端末の販売や即日開通などの、当初は比較的シンプルな内容で業務を開始する。

 15日の記念セレモニーにはタレントののんが登場、「今日、このような記念の日に呼んでいただけて嬉しいです。LINEモバイルのカウンター開設の日に、(PRも)しっかりと務めたいきたいと思います」と挨拶。テープカットやフォトセッションに臨んだ。

のん

 セレモニーに登壇したLINE 取締役CSMOの舛田淳氏は、「LINEモバイルはサービス開始から半年がたったが、この半年を準備期間とし、サービスの改善やサポートの充実を進めてきた。その結果、ユーザー満足度調査では93%という高い満足度をいただけた」と、これまでを準備期間と位置付けた上で、「ここからさらに飛躍・成長するために、いろいろな取り組みを開始する。そのうちのひとつがテレビCMで、もうひとつが即日受け渡しカウンター。リアルなタッチポイントを、数百規模で展開していく」と、リアルの施策も注力していく方針を改めて示している。

 ビックカメラ 執行役員 有楽町店 店長の佐藤壮史氏は、「ビックカメラではオリジナルのSIMカードの提供も行っているが、ニーズが多様化する中で、求められる品揃えを強化するため、取り扱いを開始する。即日発行カウンターを設けることで、『LINE』の利用頻度が高い学生、新社会人の利用が多数あるのではないかと、期待している。なんといっても、SNS使い放題のプランは多数のユーザーに喜んでいただけるのではないか」と期待を語っている。

LINE 取締役CSMOの舛田淳氏
ビックカメラ 執行役員 有楽町店 店長の佐藤壮史氏

 LINEの舛田氏は、オープン前の店内にて、LINEモバイルのカウンターを前に報道陣からの取材に応じ、テレビCMの内容ともテーマを共有する形で、店頭で提示するプランや対応業務なども、まずはシンプルさを心がけたとする。

 舛田氏は、高いユーザー満足度や低い解約率の背景には、乗り換えても大きな不満が少ないといった実感や、クチコミの評判が大きいとする。サービス開始から半年を準備期間として、店舗施策などに大規模な投資を行わなかったのも、まずはサービスの改善やユーザーの満足度を高めて、高い評判を得やすい素地を作る狙いがあったとしている。