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MVNOのスマホは大手キャリアのガラケーより安い~MM総研調査
2017年2月16日 16:04
MM総研は、大手携帯キャリアとMVNOにおける料金やサービスなど利用実態の調査結果を発表した。
調査によれば、スマートフォンの利用料は、ガラケーとも呼ばれるフィーチャーフォンの2.2倍になることが明らかにされた。本調査における「月額利用料」は通話料、データ通信量、オプション料金を合算したもの。端末代は含まない。フィーチャーフォンは月額2825円だが、スマートフォンは月額6353円となった。
利用種別 | 価格 | |
大手キャリア | フィーチャーフォン | 2825円 |
スマートフォン | 6353円 | |
MVNO(音声通話対応) | スマートフォン | 2484円 |
端末ではなく、大手キャリアとMVNOの違いを見ると、MVNOのうち、音声通話対応サービスの利用料は月額2484円、データ通信専用で月額1862円。大手キャリアのスマートフォンとすれば、3~4割安いことになり、一般に料金が安いとされるフィーチャーフォンと比べても、MVNOのほうが安い。
データ通信量の利用動向では、大手キャリアの場合、平均は4.22GB。中央値は3GBだった。一方、MVNOユーザーに利用中の通信プランを尋ねたところ、最も多いのは2GB~3GBのプラン(41.4%)だった。
本調査を受け、MM総研では「携帯電話料金を安く抑えたい人にとってMVNOは有力な選択肢。ただし、販売拠点やサービス拠点、端末ラインアップなどが大手キャリアと同等にはならず、家族での契約や固定ブロードバンドとのセット契約といった状況によってば必ずしも安くなるとは限らない」と注意点とともに解説している。