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MM総研調査、総合満足度で「BIGLOBE SIM」が1位に
2017年3月23日 19:21
MM総研は、インターネットユーザーやMVNOユーザーに対して、MVNOの利用状況や満足度を調査し結果を明らかにした。
調査はインターネットユーザー3万9631人に対して実施され、このうちMVNOの利用状況については、音声通話対応のサービスでMVNOを使う1799人が回答した。
調査対象になったインターネットユーザーのMVNOの認知率は83.8%で、利用率は14.9%だった。
MVNO利用者の満足度は、10項目の合計で「BIGLOBE SIM」が1位になり、僅差で「mineo」が続いた。3位以下は「FREETEL」「IIJmio」「UQ mobile」の順。
MVNOをほかの人に勧めるかを聞くと、「勧めたい」が68.2%で、「勧めたくない」の5.7%の10倍以上にもなった。
現在のMVNOの利用料は、月額の定額制が主流だが、従量制のニーズを聞くと「利用したい」などの利用意向は50.8%と過半数になった。
MVNOを知っており、利用していないユーザーに対して理由を聞くと、1位は「申し込みが面倒」で16.3%になり、「サポートに不安がある」(15.1%)、「通信品質に不安がある」(14.6%)と続く。
一方、MVNO利用者に「MNOと比較したらどうか」という質問では、大手キャリアのほうがよかったという回答は5%未満にとどまり、利用者の実感と未利用者のイメージにギャップがあることが明らかになっている。