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App Store、2017年元旦だけで約2億4000万ドルの売上を記録

単日売上としてはApp Store過去最高の額

Appleは、2017年元旦におけるApp Storeでの1日あたりの売上が、過去最高である約2億4000万ドル(約277億400万円)を記録したことを発表した。ほかにも、App Storeの2016年12月の売上は30億ドル(約3477億円)を超え、ホリデーシーズンの新記録を達成したことなど、App Storeに関する報告を挙げている。

App Storeは世界155カ国で展開中で、売上が高い国・地域は、米国、中国、日本、英国。とくに中国は前年比90%増という勢いで成長している。また、提供中のアプリは、総計220万本と、前年から20%以上増加したという。

App Storeが2008年にオープンしてからのデベロッパー収益の累計は600億ドル(約6兆9541億円)以上で、2016年は過去最高の200億ドル(約2兆3180億円)以上を記録した。この数字は2015年のものと比べ、40%増加している。

定期購読可能なアプリは、2万本以上に達し、そのなかでも2016年に人気を博したサービスは、Netflix、HBO Now、Line、Tinder、MLB.com At Batだという。2016年の購読サービスの売上は、iPhoneおよびiPad向けのアプリが伸び、2015年から74%アップとなる27億ドル(約3129億3500万円)となった。

また、Appleは、Apple Storeにおける2016年のヒット作も発表の中で紹介している。任天堂の「Super Mario Run」はリリース後4日間でダウンロード数は4000万以上、クリスマスと元旦には全世界で最もダウンロードされたという。同ゲームは2016年にダウンロードされたアプリランキングのトップ10に入り、首位はナイアンティックの「Pokémon GO」だった。