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2016年のGoogle Play ベストアプリは「AbemaTV」、ベストゲームは「Pokémon GO」

 グーグルは8日、「Google Play Best of 2016」表彰式を開催した。

 Google PlayのAndroidアプリから、アプリの部9部門と、ゲームの部7部門の大賞と、2016年ベストアプリ、ベストゲームが発表された。

 2016年ベストアプリは、「AbemaTV」、2016年ベストゲームは「Pokémon GO」(ポケモンGO)が選ばれた。

 今年が初開催となるGoogle Playのアプリアワード。審査基準は非公開だが、単純なアプリのダウンロード数だけでなく、例えばマテリアルデザインに準拠した使いやすいユーザーインターフェースになっているかなど、多くの指標を元に決められているという。

 12月1日にGoogle Japan Blogで公開されたノミネート作品には、今年を象徴するような話題のアプリや、アイデアがきわだったアプリがラインナップされている。

ベストアプリは「AbemaTV」

 ベストアプリに選ばれたインターネット放送局「AbemaTV」の担当者は「今後はチャンネル数を増やしていき、ますます大きくなっていく」とコメント。

 来年初めにかけて複数のチャンネルを開設する予定で、独自コンテンツを含めてコンテンツを拡充していく方針を示した。ちなみに、最もよく視聴されているコンテンツはアニメで、全体の視聴率の半数近くとなっているという。そのほか、24時間放送のニュースチャンネルが挙げられた。

ベストゲームは「Pokémon GO」

 7月のリリース直後から社会現象とも言える人気ぶりを見せた「Pokémon GO」(ポケモンGO)が、2016年のベストゲームアプリに選ばれた。さらに、「ベストイノベーティブゲーム部門」とのダブル受賞となった。

 ポケモンGOを開発したナイアンティックとポケモン社の担当者は、「ポケモンGOは少しゲームの枠を超えたゲームととらえている」とコメントした。

 「Pokémon GO」は今後、順次機能を追加していく。詳細は明かされなかったが、提供開始前に公開された、ティザービデオが今後の機能追加のヒントとなるという。ちなみに、「人と人とのリアルなコミュニケーションが魅力」(担当者)なゲームのため、チャット機能などオンラインでのコミュニケーション機能は実装する予定はないとした。

「Google Play Best of 2016」大賞受賞アプリ一覧

アプリの部
部門アプリ
2016ベストアプリAbemaTV
ベストトレンドアプリ部門NHK ニュース・防災
ベストイノベーティブアプリ部門ファッションコーディネート iQON[アイコン]
ベストシェアアプリ部門Miitomo
ベストデザインアプリ部門C CHANNEL
ベストローカルアプリ部門UberEATS
ベストエンターテインメントアプリ部門AWA
ベスト自己改善アプリ部門Studyplus
ベストファミリー部門はらぺこあおむし いろかたち
ゲームの部
部門アプリ
2016ベストゲームPokémon GO
ベストトレンドゲーム部門ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ
ベスト対戦ゲーム部門シャドウバース (Shadowverse)
ベストイノベーティブゲーム部門Pokémon GO
ベストインディーゲーム部門アビスリウム - タップで育つ水族館
ベストエキサイティングゲーム部門ドラゴンプロジェクト
ベストアトラクティブゲーム部門キャンディークラッシュゼリー
ベストグラフィックゲーム部門プロ野球スピリッツA