新しい道が自動で地図に、走行実績から解析～KDDIとナビタイム

　KDDIとナビタイムジャパンは13日、「au助手席ナビ」「auカーナビ」「カーナビタイム」などのカーナビアプリにて、走行実績を元に新しい道を地図に追加する「地図自動更新機能」の提供を開始した。これまで手動で行われていた地図への道路の追加が、最短で即日で行われる。

　「地図自動更新機能」では、カーナビアプリから得られた大規模な走行実績データ（プローブ交通情報）を基に、新しくできた道路を判別して、自動で地図に反映する機能。ナビタイムジャパンが開発した判定アルゴリズムを用いており、低速でしか走行されない場合などは反映されにくくなっている。

　これまでの地図データの更新は、地図提供会社からのデータを基に、年6回の頻度で行われていた。高速道路を中心として、一部の道路は手動で反映されていたが、今回の「地図自動更新機能」により、一般国道や主要地方道、都道府県道、市町村道もすぐに反映されるようになる。