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KDDI、ビッグローブを買収

 KDDIは、ビッグローブ(BIGLOBE)の株式全てを買収すると発表した。日本産業パートナーズが関わるファンドから取得する。買収額は約800億円で2017年1月末を目処に行われる。

 ビッグローブが抱えるインターネット接続サービス(ISP)のユーザー約200万人(9月末時点)、MVNO型のモバイルサービスのユーザー約40万人(同)。完全子会社化により、KDDIでは、既存のBIGLOBEユーザーを対象に、auのスマートフォンを利用してもらえるよう取り組みを強化するほか、物販など“ライフデザイン商材”の売上の拡大をはかる。さらにKDDIとBIGLOBEのネットワークの効率化という視点でのメリットも見込んでおり、ネットワーク構成回線や、重複する機能での最適化を進める。

 買収額の約800億円のうち、株式が370億円、有利子負債が430億円。KDDIは、モバイルキャリアに依存しない中立的な存在であるビッグローブを買収することで、顧客との新たな接点を求めていく。MVNOを含め、BIGLOBEブランドのサービスは継続する方針で、今後、具体的な取り組みが検討される。