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国内タブレット出荷、2016年第3四半期は前年割れ
2016年12月1日 12:40
IDC Japanは、2016年第3四半期（7～9月）の国内のタブレット端末の出荷数について、前年同期比14.6％減の179万台だったとする調査結果を明らかにした。
タブレットの第3四半期の出荷数をセグメント別に見ると、家庭向けは前年同期比15.2％減の135万台、ビジネス向けは前年同期比12.9％減の44万台だった。
家庭向けは需要の低さ、買い替えの長期化、製品ラインナップの入れ替え時期などの要因で出荷数が減少、今後についても、用途がPCやスマートフォンと近いことから需要は限定的としている。
ビジネス向けでは、学校など教育市場向けの出荷が前年同期比17.9％増と、ビジネス向け市場を底支えした形。一方で企業などはPCとの競合、需要の低さからマイナス成長になり、用途が見出だせない限り、今後も同様の傾向が続くしている。
タブレットのメーカー別シェアは、上位から順にアップル（41.1％）、ファーウェイ（23.3％）、富士通（10.6％）、NECレノボ（7.1％）、ASUS（5.8％）となっている。アップルは前年同期比6.9％減と前年割れ。ファーウェイはキャリア向け出荷が集中、前年同期比43.8％増と好調を維持している。
