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ビデオリサーチら3社、屋内や地下でもユーザーの行動履歴が分かるプラットフォーム
2016年10月21日 18:18
ビデオリサーチ、グラビティ、タップアラウンドの3社は、商業施設などの屋内や地下街でのユーザーの行動を捕捉できる位置情報技術を開発・実用化し、プラットフォームとしてパートナー企業に提供すると発表した。
新しい位置情報のプラットフォームは、タップアラウンドの「TAP Track」を利用。スマートフォンに測定アプリをインストールすることで、ユーザーの外出中の行動履歴の測定、訪問先・滞在先の判定が可能になる。具体的には、商業施設内のフロア移動、テナントごとの来店・滞在時間・通過を判定でき、地下街や地下鉄駅構内での行動も捕捉できる。
3社はこれらの捕捉したデータをマーケティング分野に利用。広告配信での活用、屋外広告メディアへの接触測定、インバウンドマーケティング、ビデオリサーチのシングルソースパネルとの連携など、さまざまな可能性を見込んでいるとしている。