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ゲオがiPhoneの修理サービス、ガラス割れは1万2000円

 ゲオは、全国24店舗の中古端末販売店「GEO」と「ゲオモバイル」の店頭で、iPhoneの有料修理サービスの提供を、27日に開始する。

 当初の対象機種は「iPhone 6」のみ。修理価格は故障の内容によって異なり、フロントパネル修理(ガラス割れ含む)で1万2000円(税抜、以下同)、バッテリー修理で7500円、リアカメラ・インカメラの修理で各7800円など。店頭では即日の修理に対応する。修理部位について、3カ月の保証付き。

 ゲオの保証サービスは、総務省認定の「登録修理事業者」としての登録を受けて開始されるもので、修理されたiPhoneを利用しても電波法や電気通信事業法に違反しない。

 一方で、アップルによるメーカー保証の対象外の修理となるため、修理後にアップルの保証サービスを利用できなくなる可能性がある。ゲオ広報は、修理時にはメーカー保証の対象外となることをユーザーに案内し、同意書による同意を得た上で実施すると説明している。

 ゲオの修理サービスは、全国24店舗と流通センター5拠点にて提供される。今後、配送修理サービスを提供し、インターネットから申込みや、店舗修理を提供していない店舗からの修理の申込みに対応する。修理拠点についても、2017年9月期までに全国100拠点に拡大するという。

 なお、当初の対応機種がiPhone 6のみとなっている理由を、同社広報は「登録修理事業者制度は、機種ごとに登録する制度となっている」と説明。今後はiPhoneシリーズを順次、追加していく方針としている。