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ビジョン、訪日外国人向けルーターレンタルにセルフレジ端末導入

 ビジョンは、訪日外国人向けのWi-Fiルーターレンタルサービス「NINJA WiFi」において、多言語対応のセルフレジ端末「Smart Entry」を導入すると発表した。まずは11月、羽田空港・国際線ターミナル到着ロビー2Fの「グローバルWiFi」カウンターに設置される。

多言語対応のセルフレジ端末「Smart Entry」
日本語・英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語・スペイン語をサポート

 ビジョンでは、海外渡航者向けにスマート宅配BOXを活用したモバイルルーターの無人受け取りサービスなどで受け渡しのオペレーションの機械化を進めているが、今回導入されるのは、訪日外国人のレンタル申込時の手続きに使用するセルフレジ端末。前述のスマート宅配BOX同様、エスキュービズムの協力を得て開発されたもので、大きさは35×30.9×123cm。日本語・英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語・スペイン語をサポートし、パスポートのスキャンやクレジットカードの読み取りにも対応する。

 従来の対人による申し込みよりも言語の壁を気にせずにストレスなく手続きが行え、手続き完了後には速やかに端末を受け取れる。ビジョン側にとっても、オペレーションコストを下げることが可能となり、画面上で広告配信することも検討しているという。今後はスマート宅配BOXと連携させることで、24時間稼働の無人店舗の実現なども目指す。