開閉センサーなどと連携可能、プラネックスのネットワークカメラに新モデル

　プラネックスコミュニケーションズは、開閉センサーなどと連携できるハブ機能を搭載したネットワークカメラの新モデル「カメラ一発！ CS-W72Z」を9月末に発売する。連携できる4in1多機能無線センサーとして「ZD2201JP-5-P」も同時に発売されるほか、カメラとセンサーのセットもラインナップされる。

　Webサイト（Amazon.co.jp）での価格は、「カメラ一発！ CS-W72Z」が3万5800円（税込、以下同）、4in1多機能無線センサー「ZD2201JP-5-P」が1万4799円、セットの「カメラ一発！ 4in1センサーセット」が4万9800円。

4in1多機能無線センサー「ZD2201JP-5-P」（左）と「カメラ一発！ CS-W72Z」（右）

　「カメラ一発！ CS-W72Z」は、パン・チルト対応のネットワークカメラで、動体検知や警報・警告、録画、マイク・スピーカーによる双方向の通話、赤外線撮影などに対応した見守り・防犯カメラ。アプリも合わせて刷新され、新アプリ「PLANEX カメラ一発！センサー」が提供される。

　IEEE802.11b/g/nでのLANへの接続や、専用アプリでの遠隔操作や通知といった機能を利用できる。録画データは本体内のmicroSDHCカードのほか、NASやDropboxへの保存も可能。4in1多機能無線センサーとの接続には、920MHz帯を使用する通信規格Z-Waveを使用する。

　同時に発売される、4in1多機能無線センサー「ZD2201JP-5-P」は、開閉検知、温度、湿度、照度の4つのセンサーを搭載。ドアや窓、冷蔵庫のドアなどに設置し、「カメラ一発！ CS-W72Z」と連携・経由することで、専用アプリに通知が行える。

主な仕様

　「カメラ一発！ CS-W72Z」のセンサーは1/4インチで100万画素のCMOSセンサー。昼用と夜用は分けて搭載される。画角は70度。解像度は最大1280×800ドット。パンは340度（-170度～170度）、チルトは130度（-40度～90度）。IEEE802.11b/g/nの無線LANのほか、有線LANポートも備える。microSDカードは最大32GBまで。大きさは約75×117×80mmで、重さは約283g。電源はACアダプター。

　4in1多機能無線センサー「ZD2201JP-5-P」はZ-Wave（ZM5202）の922～926MHz帯を使用。動作距離は見通しで30m。動作温度は－10℃～60℃。単4形乾電池2本で駆動する。マグネット用ブラケットや両面テープなどが同梱される。