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アルカテル、Googleの「Daydream」対応スマホを2017年前半に

 アルカテル(中国TCL Communication)は、Googleが発表したVRプラットフォーム「Daydream」に対応すると発表した。

 「Daydream」は、2016年の後半に登場するAndroidの次バージョン「Android N」でサポートされるVRプラットフォーム。描画性能や遅延速度などが規格化され、仕様を満たしたスマートフォンは「Daydream-Ready」とされる。Google I/Oでの発表時にアルカテルもDaydream-Ready対応スマートフォンの開発メーカーとして名前が記されていたが、今回、あらためてアルカテル側からDaydreamへコミットする方針が案内された。

 アルカテルでは「ハードウェア、コンテンツとユーザー体験のための革新的なソリューションを提供することで、VRエコシステムを豊かにすることに専念する」とコメント。2017年前半に対応機種を投入する方針。

 2月にスペイン・バルセロナで開催された展示会「Mobile World Congress 2016」で発表した「IDOL 4S」は個装箱がVRゴーグルになるという仕組みを採り入れている。